ハチミツは1歳になったらすぐ食べてもよい?
2017年にはちみつが原因で赤ちゃんが亡くなってしまったニュースは
記憶に新しいかと思います。
1歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べる事によって、
乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
水道整備がほぼ100%の日本ではほぼありませんが、
井戸水が原因でかかることもあります。
1990年から2016年までに発症した23例はハチミツ摂取歴がなかった。ボツリヌス菌芽胞をどこから獲得するのかについては、ボツリヌス芽胞が混入したハチミツ摂取以外では、多くの事例で明らかではなく、周囲の環境からといわれている。
観光地の井戸水も赤ちゃんは控えたほうがいいかもしれません。
ハチミツはいつから食べたら大丈夫?
ハチミツは1歳過ぎたらと母子手帳にも記載されていますが、
1歳のお誕生日を迎えたら大丈夫なのでしょうか?
オーストラリアでは1歳2か月で発症したという情報もあります。
念のため、1歳半程度で離乳食を卒業するまでは、
控えたほうが良いかもしれません。
ハチミツは加熱したら赤ちゃんでも大丈夫?
ボツリヌス菌は熱に強い菌です。
芽胞(自分の活動しにくい条件の時に冬眠のような状態になる)の時は、
120℃4分の加熱で死滅します。
普通に火を通す程度では死滅しません。
母乳を飲ませている時はお母さんは食べるのを控えたほうがいい?
お母さんが食べていたからといって、
母乳を介して子供にボツリヌス菌が入り、
乳児ボツリヌス症になったという事例はないようです。
詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。