管理栄養士のネタ帳

管理栄養士歴22年、保育園栄養士のはゆこです。普段何気ない日々の中で感じた事をつづっています。

ホワイトデーに食物アレルギーの話

今日はホワイトデー

息子が義理チョコを貰ってきたので、昨晩お返しの準備を二人でしました。

 

息子にまず聞いたこと。

 

『その子、アレルギーある?』

です。

いつも人に食べ物を渡す時についつい気になってしまう、食物アレルギー。



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食物アレルギーの方が頂き物を安心して食べる方法

 

 

食品表示を見ましょう。

当たり前の事ですが、表示をしっかり確認しましょう。

 

特に手作りの時は、それ自体に成分が入っていなくても、

コンタミネーションで混入する恐れがあるので、注意が必要。

アナフィラキシー症状の恐れがある方は手作りは食べないと決めるのも

体を守るために必要かもしれません。

 

 

コンタミネーションとは、食品を生産する際に、原材料として使用していないにもかかわらず、アレルギー物質が微量混入してしまう場合をいう。

 

 

周りに食物アレルギーがあることを伝える

私事ですが、次男が卵アレルギーの時は、長男、祖父母、夫など家族には

  • 具体的に
  • 分かりやすく

食べられる量、食べたらどんな症状が出るか。

を説明していました。

 

食物アレルギーは祖父母が子育てをしていた時には、

ほとんど無く、

好き嫌いと勘違いされやすいので、

きっちり説明。

 

必殺技『お医者さんにダメと言われてます』

が最も効果的でした。

 

お友達がお菓子をくれることも多いので、

本人だけで無く、

兄弟のお友達ママにも説明。

 

先に話をしておくと、

食べられないものがあったときに、

断りやすいです。

 

 

食物アレルギー児本人にもきっちり説明

2歳位になると、話せば分かるようになります。

字が得意な子だと、お菓子のパッケージに

の字を見つけて

『食べられない』

と言えるようになります。

 

キチンと状況を伝え、理解出来たら、

もし自分だけ食べられない状況になった時にでも、

納得してもらいやすい。

 

 

同じアレルギーの子が食べたから、私も食べられる....訳ではない

 

微量で出る子、加熱したら大丈夫な子

人によって症状は違います。

 

『うちの子食べても大丈夫だったから、どうぞ』

と勧められて、断りきれずに食べて、症状を発症。

という事例もあります。

 

上手く断る言葉を何個か用意すると良いですね。