今さら?おにぎりを握る時に気を付ける事
行楽の季節になりました。
おにぎり、必ずと言っていいほど作りますよね。
最近よくお世話になるのが
おにぎり丸
おにぎらずよりパクって食べられて、
小さい子どもでも簡単に食べられてます。
おにぎりを作る時に気をつける事
直接手で握らない
おにぎりを作る時、手はラップか使い捨て手袋をしていますか?
手を洗って、アルコール消毒をしても
完全に菌は死にません。
そして、ノロウイルスはアルコール消毒では死にません。
手のひらの菌を比較すると
【手の菌の比較】
上記の写真はこちらからお借りしています。
以前、専門学校の講師をしていた時に、
同じような実験をしたところ
学生が『石鹸で手を洗っても汚いーー』
『イヤー』と叫んでいました。
ただ、この実験
体を病気にさせる菌だけでなく、
皮膚や腸内のバランスを保つ常在菌もくっついている可能性が高いのです。
上記の事から、先ほどの写真の菌は、
食中毒を起こさない菌の可能性もあります。
どちらの菌か分からない以上、食中毒感染のリスクはあります。
常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。
wikiより
菌が手に残っている可能性がある以上は、
お弁当のような作ってから食べるまでに時間がかかるものの調理には、
いつも以上の衛生管理が必要です。
いつも以上に衛生面に気をつける理由
細菌は増えるのに必要な
- 好きな湿度
- 好きな温度
- 好きな空気の有無
があります。
その時間が長いほど、たくさんの細菌が倍、倍、倍で増えていきます。
100個の菌が
↓ ↓ 二時間後
10万個に増える。
そんなイメージです。
100個では食中毒にならない細菌も
10万個だと食中毒症状を起こす可能性が大きくなります。
好きな湿度、温度、空気の量は細菌によって違いますが、
多くの菌が
- 湿度が高く
- 30~45℃位の温度
- 空気がある状態
が好きです。
分かりやすく言うと、温泉のような状態です。
おにぎりやお弁当は通常常温で保管するので、
温かい温度から、菌が好まない低い温度に下がるのに、時間がかかります。
その間に細菌は食中毒の症状が出る量まで増える。
だから、いつも以上に衛生面には気をつけて
というわけです。
せっかくの行楽を嫌な気持ちにならない為にも、衛生面を意識してみて下さいね。