管理栄養士のネタ帳

管理栄養士歴22年、保育園栄養士のはゆこです。普段何気ない日々の中で感じた事をつづっています。

入園前にはお箸の練習

私が働く園では2歳児がお箸の練習を始めています。

幼稚園に入園を予定している方にとっては、そろそろ気になる話ではないでしょうか?

 

 

お箸を使えるようになるには。

まず、お子さんのスプーンの持ち方を確認してみましょう。

 

上手持ち


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下手持ち


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三点持ち


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私のシワシワの手でごめんなさい。

 

 

 

お箸を持つには、まず三点持ちが出来るようにしましょう。

2歳を目安に、下手持ちを教えていきます。我が家では下手持ちを「お兄ちゃん持ち」と言ってます。お兄ちゃんに憧れる息子は、「あれ~?お兄ちゃん持ちしてないの?」と私が言うと、やりたい顔になるので、下手持ちに変えます。

そして、下手持ちで上手にすくえたら、「すごいねぇ。お兄ちゃんになったね」と言うと何回でもチャレンジ。

こぼしたりしますが、怒らず見守ってあげてくださいね。

 

下手持ちが慣れたら、三点持ちです。

2歳半を目安に慣れて行きましょう。我が家ではこれを「ママ持ち」と名付けて、少しずつ慣らしています。

 

三点持ち持ちが慣れたら、いよいよお箸です。

まずはスポンジをお箸で挟む遊びから始めてみましょう。


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スポンジは挟みやすい2センチ角程に切って、おままごとセットに載せて遊んでみてください。

滑りにくく、挟みやすいので最初の練習には使いやすいですし、何よりも安い!!お箸はお子さんのテンションが上がるものを買ってあげて下さい。

 

 

ご飯の時にいきなり練習となると、ご飯を食べるのが嫌になったり、食べる量が少なくなったり、お箸で流し込むようになる子がいるので、出来れば遊びからお箸の練習を始める事をオススメします。

 

 

補助ばし(エジソン箸)は幼稚園によっては、持っていけないところもあります。

また、お箸が上手になるというよりは、正しい持ち方に慣れる為のものなので、私はあまりオススメしません。

お箸の持ち方がきれいになるのは9歳頃と言われています。焦らず慣れていきましょう。